2021年7月3日 11:00
「東京芸術祭2021」ラインナップ発表!「太陽劇団」20年ぶり来日
国内最大規模の舞台芸術の祭典「東京芸術祭2021」が9月1日より11月30日開催される。7月2日に記者発表会が行われ、総合ディレクターを務める宮城聰らが出席した。
9月から3か月、計91日間にわたって開催される今年の芸術祭。27プログラムが東京芸術劇場、東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)など東京・池袋エリアにて上演・配信される。
「歴史のまばたき」が今年のテーマに掲げられているが、総合ディレクターの宮城は「舞台芸術というのは、異なるバックグラウンドの者たちが同じもので感動する、そのための最も有効なツールではないか? バックグラウンドの違いを超えて人間は理解し合えるのではないかという希望が一瞬わき上がる。この希望を忘れてはいけないと舞台芸術は常に訴えている」と語り、昨年来のコロナ禍により「人類史上初めて、地球上全部の劇場の幕が閉じてしまった、その“歴史のまばたき”の後で、もう一度、世界を見直した時、いままで『仕方がないよ』と受け入れていたことを『仕方なくないよ』『変えられるよ』と思えるかもしれない。舞台芸術の使命をもう一度、ポジティブに確認できるかもしれない。