2022年4月7日 12:30
「明日地球が終わるならライブをやりたい」原因は自分にある。のワンマンライブ「げんじぶ空間:case.3」最終公演レポート
ラスト、7人揃ってのダンスで使われていたのはBATTLE STREETのころの楽曲『stargazer』がモチーフとなっており、ファンを喜ばせた。
明日地球が終わるなら、ライブをやりたい
パワーそのままに、ライブ会場に壮大な世界観を作り出す『藍色閃光』、ポップな物語仕立ての『ネバーエンドロール』と歌う曲によってどんどん会場のカラーが変わっていく。
大人の恋を歌う『半分相合傘』は聴くたびに、げんじぶの違う魅力が覗く。今は少し背伸びした曲のように感じられるが、彼らが大人になったときにどれだけのファンの心を締め付けることになるだろうか。サビ前の吉澤の『これでどっちも悪いね』のセリフには堪えきれず小さな声が会場のあちこちから漏れた。また、小泉のセリフパートも生で披露され、その場ならではの空気感と表情を作り出した。
続いて『幽かな夜の夢』ではワンコーラスを歌い終えたところで演奏が止まり、静寂が会場を包み込む。小泉の「ありがとう」というセリフから、武藤が「互い違いの色に気づかない振りしていられないな」とアカペラで歌い上げた。
そして、「ラストはこの曲です」と吉澤が口にしたタイトルは『青、その他』。