くらし情報『COMPLEX、再び「日本一心」の旗を掲げた東京ドーム公演オフィシャルレポート』

COMPLEX、再び「日本一心」の旗を掲げた東京ドーム公演オフィシャルレポート

アンコール1曲目には「1990」が演奏された。LEDモニターに「1990」の数字が映し出されての始まり。COMPLEXが活動していた1989年から1990年にかけてはベルリンの壁崩壊、天安門事件、東西ドイツ統一など、世界的に激動の時代だった。彼らは当時の世界情勢を踏まえて楽曲を制作していた。平和への祈りは2024年の今も有効だろう。

2024年の「1990」は“愛と勇気と希望の歌”と形容したくなった。ヒューマンな歌声とギターが真っ直ぐ届いてきたからだ。観客も「ラララ」で参加して、温かな空間が出現し、曲の終わりには「2024」の数字が映し出された。
「RAMBLING MAN」でのファイティングスピリッツあふれる演奏からは、彼らが今も挑み続けていることが伝わってきた。アンコール時のMCでは、布袋のこんな発言もあった。「あの頃20代だった吉川は58歳、オレは62歳だぜ。でも年を重ねても、心はどこまでも走れるんだぜってことをみんなに伝えられたんじゃないかと思います」

Wアンコールではセットリストに新たに加わった「CLOCKWORK RUNNERS」が演奏された。時計の刻むリズムに導かれて、ダイナミックなバンドサウンドが展開されていく。

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