2021年12月7日 14:15
ゲスの極み乙女。とindigo la Endによる特別な一夜、川谷絵音の誕生日に行われた『馳せ合い vol.2』レポート
へと一気に駆け抜けた。
「国際フォーラムでやるのは毎回特別なので、こうやって集まっていただいたみなさんに感謝します」と挨拶をして、最後に演奏されたのは、美麗なストリングスが印象的な「アオミ」。せつなさと表裏一体の清々しさが何とも心地よく、最後はステージに1人残ったちゃんMARIがメランコリックなピアノソロを聴かせ、厳かに本編が幕を閉じた。
アンコールでは打ち込みのトラックに乗せて、川谷とほな・いこかがデュエットを聴かせる新曲「ドーパミン」を初披露し、バンドの新たな側面を届けると、さらには「ファンクラブの投票で1位になった曲」という「ルミリー」を演奏。このせつないメロディーの曲が1位になるというのが、やはりバンドの本質をよく表している。
最後はindigo la Endのメンバー3人が全員ギタリストとして加わり、両バンドのメンバーにコーラスの2人を加えた全9人による「song3」。indigo la Endの3人がソロを弾いたり、お祭り騒ぎで曲を終えると、ちゃんMARIのピアノと後鳥の歌で「ハッピーバースデー」が贈られ、ステージにはケーキが運び込まれる。川谷がロウソクを吹き消すと大きな拍手が起こり、場内は親密なムードに包まれた。