くらし情報『「底抜けに楽しい演奏会の開催を目指して」大野和士が語るサラダ音楽祭2022』

2022年9月8日 07:00

「底抜けに楽しい演奏会の開催を目指して」大野和士が語るサラダ音楽祭2022

とおっしゃってくれて真摯に快諾してくれたんですよ。彼はハーバード大学でも勉強されているし、シェイクスピアにも関心があるかと思いますので私としてもパックンパックを楽しみにしています」

─《夏の夜の夢》ではどのような役まわりなんですか?

大野「最終的にはサラダ音楽祭でおなじみ、コンドルズのメンバーでもある小林顕作さんがまとめてくれた台本をステージで読んでもらうのですが、《夏の夜の夢》の狂言回し的な存在である妖精パックとして一人称で物語を語ってもらいます。パックンの語りが都響の演奏、新国立劇場合唱団や前川依子さん(ソプラノ)、松浦麗さん(メゾソプラノ)の音楽に差し挟まれていくスタイルです。

有名な「結婚行進曲」も演奏しますよ!この曲は照れがあるとダメなんです。凛として演奏します(笑)。それはさておき、このメンデルスゾーンの舞台音楽は、シェイクスピアが描いた主人公たちの“夢の中での旅”や感情の葛藤などがオーケストラと歌で表現されているので…ぜひ聴いていただきたいと思います」
メンデルスゾーンの華麗な音楽、シェイクスピアのファンタジー、Noism Compeny Niigataのダンス、そしてパックンの語りなどが混然一体となって贈る楽しくて豪華な「音楽祭メインコンサート」

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