2021年10月8日 12:00
庵野秀明の過去・現在・未来を紐解く圧巻の1500点! 『庵野秀明展』国立新美術館にて開催中
展示風景より
第1章「原点、或いは呪縛」で紹介されるのは、庵野が幼少時から慣れ親しんでいたアニメや特撮の立体造形物や制作資料。『ウルトラマン』や『仮面ライダー』などのスーツやマスク、『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』の原画など、それらだけでも展覧会が開催できるほどの貴重な資料が大量に展示されている。
第1章「原点、或いは呪縛」展示風景。
『ウルトラマン』、『帰ってきたウルトラマン』のスーツや資料
第1章「原点、或いは呪縛」展示風景。『機動戦士ガンダム』資料
庵野は愛してやまない特撮、アニメを自分で制作しようと高校時代より8ミリフィルムで自主制作映像を制作しはじめる。第2章「夢中、或いは我儘」の冒頭では、庵野が中学、高校時代に庵野が描いていた油彩画を展示。エヴァシリーズで印象的なモチーフとして登場する電柱の描写がすでに見られることに注目したい。
第2章「夢中、或いは我儘」展示風景。
中学・高校時代の油彩画
第2章「夢中、或いは我儘」展示風景。中学・高校時代の油彩画
第2章「夢中、或いは我儘」展示風景。庵野秀明の実家に残っていた私物一式
大阪芸術大学に進学した庵野は、気の合う仲間たちとともに自主制作活動にさらにのめり込む。