2021年10月8日 12:00
庵野秀明の過去・現在・未来を紐解く圧巻の1500点! 『庵野秀明展』国立新美術館にて開催中
彼が制作した第20回日本SF大会(DAICON Ⅲ)のオープニングアニメや実写映画は高い評価を受け、プロのアニメーターとして『超時空要塞マクロス』や『風の谷のナウシカ』など、数々の作品に参画。また、1988年の『トップをねらえ!』を皮切りに数々の作品で監督も担当し、その評価はさらに高まっていく。
第2章「夢中、或いは我儘」展示風景。
DAICONⅢ オープニングアニメーション(1981年) 資料
第2章「夢中、或いは我儘」展示風景。DAICON FILM版『帰ってきたウルトラマン』(1983年) 資料
第2章「夢中、或いは我儘」展示風景。『風の谷のナウシカ』(1984年)巨神兵登場シーンの資料
1995年に制作した『新世紀エヴァンゲリオン』は、庵野の評価を不動のものにした。第3章「挑戦、或いは逃避」では、TVシリーズから新劇場版4部作までの膨大な資料を展示。なかでも、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のために制作されたミニチュア模型は圧巻だ。スタッフは、このミニチュアを使って画中のコンテなどを制作していたという。特撮に思い入れのある庵野ならではの発想だろう。
第3章「挑戦、或いは逃避」