くらし情報『人気声優たちによる朗読劇の魅力が詰まった、『胡蝶ノ、ユメ』開幕』

2023年8月17日 13:00

人気声優たちによる朗読劇の魅力が詰まった、『胡蝶ノ、ユメ』開幕

『胡蝶ノ、ユメ』舞台写真 撮影:阿部章仁

撮影:阿部章仁



8月15日、東京・TOKYO FMホールにて、朗読劇『胡蝶ノ、ユメ』が開幕した。38名の人気声優陣が1回ごとに異なる組み合わせで出演、多彩な個性の競演が展開される。

中澤まさとも、青山なぎさ、広瀬裕也、竹内栄治の4人が登場した初日も、声のプロフェッショナルならではの、迫真の演技が観客の心を捉えた。脚本家・演出家として活躍するスギタクミの書き下ろしによる戯曲、数々の演劇で評価を得ている深作健太の演出で上演される本作。蝶になって楽しく飛ぶ夢を見て目覚め、果たして自分は蝶になった夢を見ていたのか、それとも、いまの自分は蝶が見ている夢なのか──という荘子の説話からとられたタイトルだが、舞台では、2011年と2020年という二つの時が交錯するなかで、儚く切ないラブストーリーが展開される。


人気声優たちによる朗読劇の魅力が詰まった、『胡蝶ノ、ユメ』開幕


時計の針の音と潮騒が響く中、舞台には青い明かりに照らされた巨大な舞台装置が浮かび上がる。それはまるで絶壁の孤島、あるいは浜辺にそびえ立つ監視塔のようにも見える。高校2年生の辰朗は母とともにこれから暮らす瀬戸内海の島、倉賀野島へとやってくる。2011年3月の震災で父を亡くし、この島で新たな生活をスタートさせるという。

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