くらし情報『松下洸平「常に“音楽ファースト”であり続けた服部良一さんの魅力を伝えたい」―音楽劇『夜来香ラプソディ』にかける想い』

2022年2月10日 12:00

松下洸平「常に“音楽ファースト”であり続けた服部良一さんの魅力を伝えたい」―音楽劇『夜来香ラプソディ』にかける想い

松下洸平 撮影:源賀津己

撮影:源賀津己



上海を舞台にした歴史音楽劇として、2017年の音楽劇『魔都夜曲』に続き上演される音楽劇『夜来香(イエライシャン)ラプソディ』。第二次世界大戦末期、“魔都”と称された上海を舞台に、音楽家たちの友情と、激動の時代を華やかに描き出す。そこで主人公の服部良一を演じる松下洸平に、作品にかける想いを訊いた。

お洒落で斬新で懐かしい、服部サウンドの魅力

松下洸平「常に“音楽ファースト”であり続けた服部良一さんの魅力を伝えたい」―音楽劇『夜来香ラプソディ』にかける想い


――今回松下さんは、第二次世界大戦末期、当時まだ新進気鋭だった音楽家の服部良一さんを演じられます。

当時服部さんはとにかく音楽をやりたい、ジャズが好きだって想いを抱いて上海に渡ることになるわけですが、その情熱は本当にすごいなと思います。ただもちろん怖さもあったでしょうし、実際かなりご苦労もされたようなんです。それでも常に“音楽ファースト”であり続け、その後の日本歌謡曲の世界に大きな影響を与えた。先日、服部さんのお孫さんにお話を伺う機会があったんですが、ご本人はとにかく優しくて、常に笑顔の絶えない方だったそうなんです。そういう方だったからこそ、あれだけの時代を切り抜け、素晴らしい音楽を作り続けることが出来たんだなと。僕が今回演じる服部さんの中にも、そういった部分はエッセンスとして混ぜていけたらいいなと思っています。

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