くらし情報『映画『日の丸』を機に知る豆知識。国旗となったのはいつ? 赤色を決めたのは誰?』

2023年1月27日 09:00

映画『日の丸』を機に知る豆知識。国旗となったのはいつ? 赤色を決めたのは誰?

国旗制定記念日は、1870年1月27日に明治政府が日の丸を国旗とする太政官布告の商船規則により、国旗のデザインとして制定したことを記念し、一般社団法人・国旗協会によって定められた。そして、法律で正式に国旗となったのが1999年の平成に入ってからという驚愕の歴史を持つ。

1999年に成立した「国旗国歌法(国旗及び国歌に関する法律)」には、旗の縦横比率は2:3、丸の直系は旗の縦の長さの5分の3で、旗の中心に位置し、他は白、マルは紅色という規定が定められた。だが、日の丸は国旗として定められる以前から大衆に認知されたデザインだったようで、聖徳太子の文書や源平合戦での源氏の旗や、戦国時代の武田信玄が戦に用いていたなど起源は定かではない。

しかし、“日の丸の赤色”の定義を決めたのは官僚でも政治家でもなく、ひとりの大学生だった。1964年の東京オリンピックの際、生粋の国旗マニアだった吹浦忠正氏は組織委員会から依頼を受け、大学生ながら"国旗監修"を務めた。彼はその後、組織委員会のメンバーとして大河ドラマ『いだてん』にも登場している。

本作で繰り返し質問される「日の丸の赤は何を意味していますか?」

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