2023年6月19日 08:00
森七菜と奥平大兼が紡ぐ青春の物語「自分の半径3m以内なら状況も変えられる」
原作での丸太と比べていかがでしたか。
森わりとそのままのイメージなんですよね、奥平くん。ファンとしても、すごく魅力的に演じてくれたな、という気持ちでいます。生身の人間になって、より身近にいる人に感じられるようになりました。
奥平嬉しいですね。
伊咲は……丸太のセリフにもあるんですけど、すごくかっこいい存在。僕も学生時代に伊咲みたいな人がいたらどういう学校生活を送ってたんだろう、と想像したりもしました。
これぐらいの年のころに、原因は違ったとしても、悩みを共有できる人がいたことは丸太にとっても大きかったと思うし、本当にかっこいいの一言に尽きますね。
――お互いの印象はいかがですか?撮影の中で変わっていきましたか。
奥平変わった?
森変わった!
奥平それこそ最初は全然話さなかったんですよね。僕もちょっと人見知りしていたので。最初のころの印象ってどんなんだった?
森静かで、消極的なイメージがあって。
奥平へぇ。
森だけど、撮影の最初のころ、クラス全員を集めて輪になって、みんなで自己紹介する時間があったんですよ。
奥平あー、あったね。
森地元の高校生もいて、すごく緊張している子もいたんですけど、それぞれの自己紹介に対して、例えば、吹奏楽部です、って言ったら、そこについて何か質問をするんですよ。