くらし情報『真打昇進を控える三遊亭わん丈が語る、“究極のエンタメ”落語の魅力と抜擢真打の本音』

真打昇進を控える三遊亭わん丈が語る、“究極のエンタメ”落語の魅力と抜擢真打の本音

無茶苦茶ですよね(笑)。それを受け入れていただいた。亡くなって2年以上経ちますが、亡くなった時以上にこの1年は師匠のありがたみを感じています」

披露興行は"寄席デビュー"にもちょうどいい

3月21日(木)からは、いよいよ真打昇進披露興行が始まる。披露興行は都内4つの定席寄席――鈴本演芸場、新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場で各10日ずつと、紀尾井小ホール(建て替えを控えている国立演芸場の代替会場として)5日、計45日かけて行われる。

「寄席は通常、十数人の芸人が15分程度の持ち時間で次々と高座に上がり、4・5時間かけ様々な芸を見せていきます。落語家でいうと、最初に前座が上がります。2番目に二ツ目が上がる。それ以降上がる落語家は基本的に、すべて真打。
そしてトリを人気の師匠が努めます。披露目はその最も重い責任であるトリを、新真打が務めます。真打になった洗礼を浴びるわけです。……でも、そんなん無理でしょ、キツイでしょ、お客さまも不安でしょと、普段寄席でトリを取るような大看板の師匠方が、ボンボンボンボンっと私めの前に登場されます。超有名な師匠がいきなり3番目に出てきたりもする。もう、オールスターですね。

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