2022年6月6日 18:00
【インタビュー】日本一のライブバンド、フラカンが5年ぶりに“特別な場所”野音に「いつまで今みたいにジャンプできるか、今の自分たちを観てほしい、というのは本当に大きい」
って必死なのが、野音の時は、何か、自動運転で弾けたような感覚が、2回ぐらいあります。野音はそういう場所かなと。
竹安堅一
──圭介さんは?
鈴木僕がよく憶えてるのは、しばらく空いた後の野音。
グレートああ、2009年10月17日。メジャーから離れて、マネージメントとかも自分たちで始めて、11年ぶりに野音でやれた時。
鈴木最後の「真冬の盆踊り」で、いろんな人がステージにバーッと出て来て。あれ、僕らは全然知らされてなくて。
グレート30人ぐらい出て来てくれて。
観に来ていたミュージシャンとかを、スタッフがどうぞどうぞって。俺は「何人か出てもらうの、いいかもね」とは言ってたんだけど。あんなにたくさんとは思わなかった。
鈴木それで、その場で一応、ひとりずつ名前を紹介したんです。ほぼわかったんだけど、わからない人がいて。「おまえ誰だ!」って言った記憶がある(笑)。
グレートそうそう。あれ、太陽の塔のベースの北山(ひろし)くんだった。
鈴木あとでわかったんだけど。その時はわからなかったのよ、サングラスかけてるし。
竹安僕は、ギター弾いてたら、横にハチミツ二郎さんがいて。所在なさそうに立ってて、なんか申し訳なかったのを憶えてる(笑)。