トロント国際映画祭:アンジェリーナ・ジョリー監督作『Without Blood』
映画は、ビチルとハエック=ピノーが語る様子をクローズアップで見せつつ、フラッシュバックを織り込みながら展開。会話が進む中、ティトは若い頃の自分はより良い世の中を目指していたのだと主張。しかしニーナは争いを正当化することを否定する。ジョリーの持つ意図は伝わってくるものの、漠然としていて、ややパワフルさに欠ける感じ。ラストもいまひとつ満足できない。
言語は英語。ロケはイタリアで行われた。アメリカでもまだ配給は決まっていない。
文=猿渡由紀
嫌いな人いない!彼女にしたい【モテる女性】の特徴って?