2023年5月22日 18:00
スターダスト☆レビュー×怒髪天 ライブバンドの宿命に導かれて中野サンプラザで実現したリスペクトと感謝の詰まった激アツな対バンをレポート!
じゃ行くかー!」
1曲目は、「ジャカジャーン!ブンブン!ドンドコ!イェー!」。4人が一塊りになって放つ音がオーディエンスの心と中野サンプラザの壁に食い込んでいく。とにかく観ていて、聴いていて、惚れ惚れするような爽快なパフォーマンスだ。最初のMCで増子が「もしこれで、あーちょっとな……って思われたら、これ以上我々に打つ手はありません」と潔く宣言した通り、「令和(狂)哀歌」「GREAT NUMBER」と新旧の名曲を惜しげもなくつぎ込んでいく。8曲目の「ド真ん中節」までペース一切無視の全力疾走。大先輩へのリスペクトと歴史あるホールへの感謝をこれ以上ないくらいストレートで剥き出しな演奏で表現していく。お世辞ではなく、会場の誰もが怒髪天を好きにならずにはいられなかったと思う。
ここで増子が根本を呼び込む。
「いやぁ〜、やっぱり俺たちも股広げて演奏しなきゃダメだな。まあ座れよ、話長くなるから」
そう言って、根本が話出したのが、スタ☆レビと怒髪天の3つの共通点について。
「1つ目は、ヒット曲がないってこと」
そこですかさず増子が、「(スタ☆レビには)ヒット曲たくさんあるじゃないですか!」