三谷幸喜「また一緒にお芝居が出来ることがありがたい」東京サンシャインボーイズ復活公演上演へ
三谷幸喜(中央)
三谷「久々にみんなに会って、いろいろイメージが膨らみました。こいつにはこんな面白いところがあったんだとか、こいつちょっと危険だからやめとこうとか(笑)。そんなまとまりのないメンバーではありますが、僕はこの人たちとまた一緒にお芝居が出来ることを心からありがたいと思っていますし、頑張っていいものを、日本の演劇史に残るようなお芝居を作りたいと思っています。これだけ良い俳優が集まっているんですから。ちなみにこれを機に劇団が再結成するわけではなく、この公演が終わり次第、再び充電期間に入ります。次は80年の充電です(笑)。今世紀最後の東京サンシャインボーイズ公演、ぜひ皆さんお見逃しなく!」
取材・文:野上瑠美子
東京サンシャインボーイズこれまでの軌跡
1983年
『6ペンスの唄』@池袋とまとハウス★三谷幸喜プロデュース公演として旗揚げ
『プーサン酒場と3つのわくわくする物語』@池袋バモス青芸館
1984年
『冒険王サルマニ~最後の挑戦』@銀座みゆき館劇場
『愛しの満天クラブ』@六本木アトリエフォンテーヌ★3時間におよぶ大作。大不評のため一時活動停止に追い込まれる
1985年
『48センチの喜劇』@シアター代官山★初の現代劇。