日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』が、11月から2024年1月にかけて大阪、福岡、名古屋、東京で上演されることが決定した。
『西遊記』は、16世紀の明の時代に書かれた中国の小説がもとになっている。主人公の孫悟空たちは変幻自在に妖術を使い、行く先々で次々と襲い掛かる化け物を退治し、苦難を乗り越えながら、天竺への長い旅路を歩んでいく。1978年には「日本テレビ開局25年記念番組」として堺正章が主演を務めるドラマ版が放送され、社会現象になった。
今回悟空を演じるのは、歌舞伎界のみならず、テレビドラマや映画・CMなどでも活躍する片岡愛之助。また、三蔵法師役は小池徹平、猪八戒役は戸次重幸、沙悟浄役は加藤和樹、玉竜役は村井良大がそれぞれ務める。さらに、三蔵一行に立ちはだかる妖怪の首領・牛魔王役で松平健、その妻・鉄扇公主役で中山美穂、ふたりの息子・紅孩児役で藤岡真威人が出演する。
演出は、これまでに『真田十勇士』『魔界転生』などを手がけた堤幸彦が担当。
LEDの映像技術、フライング、特殊効果をフル活用し、最先端・最新鋭の大型アクションスペクタクルとして上演される予定だ。
■片岡愛之助 コメント
このお話をいただいてから、今日の日を迎えられたことをとてもありがたく、嬉しく思っております。