くらし情報『BUCK-TICKの特別な武道館公演『バクチク現象-2023-』オフィシャルレポート「続けるからさ。一緒に行こうぜ」』

2024年1月5日 17:00

BUCK-TICKの特別な武道館公演『バクチク現象-2023-』オフィシャルレポート「続けるからさ。一緒に行こうぜ」

、「Go-Go B-T TRAIN」「GUSTAVE」とアップチューンを連発。今井も星野も今まで以上にアグレッシブなパフォーマンスでステージを扇動していた。「Go-Go B-T TRAIN」で「乗り遅れんな!」、「GUSTAVE」で「ニャオス。今日は楽しんでいってください」と、今井が言葉をかけるたびに、会場のボルテージは上昇していく。

BUCK-TICKの特別な武道館公演『バクチク現象-2023-』オフィシャルレポート「続けるからさ。一緒に行こうぜ」

今井寿(Gt)
櫻井と今井のツインヴォーカルによる「FUTURE SONG -未来が通る-」では、樋口が櫻井の動きを真似てみたり、櫻井の歌に重ねるように星野もヴォーカルをとった。何より驚いたのは、ヤガミのドラムが力強く跳ねる「Boogie Woogie」の頃には、いつの間にか涙も引っ込んで、純粋にステージを楽しんでいる自分がいたことだ。開演した頃は深い悲しみを湛えていたはずのフロアを、ここまで引き上げたバンド力にただただ感服するばかりだった。

そんな空気を一変させて、櫻井の不在を悲しいほど鮮やかに映したのは、昨年8月に逝去したISSAY(DER ZIBET)と櫻井がツインヴォーカルをとる「愛しのロック・スター」から始まった中盤戦。
「愛しのロック・スター」

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