くらし情報『BUCK-TICKの特別な武道館公演『バクチク現象-2023-』オフィシャルレポート「続けるからさ。一緒に行こうぜ」』

2024年1月5日 17:00

BUCK-TICKの特別な武道館公演『バクチク現象-2023-』オフィシャルレポート「続けるからさ。一緒に行こうぜ」

今井寿(Gt)は、34年前の東京ドーム公演と同じ真っ赤な髪色で『バクチク現象-2023-』のステージに現れた。その姿を見た瞬間、涙が湧き出る一方で、不安な気持ちはどこかへ吹き飛んでいった。

会場が暗転すると、SEの「THEME OF B-T」にあわせて、力強いクラップが響いた。樋口豊(Ba)、ヤガミ・トール(Ds)、星野英彦(Gt)、今井寿と順にステージに登場し、真っ赤に染まったスクリーンに「バクチク現象」の文字が出た後、壇上のセンター、いつも櫻井が登場する場所に彼のシルエットが映し出された。

BUCK-TICKの特別な武道館公演『バクチク現象-2023-』オフィシャルレポート「続けるからさ。一緒に行こうぜ」


「さあ、始めようぜ!BUCK-TICKだ!」、今井の叫びから始まったのは「疾風のブレードランナー」。ステージのセンターにはマイクスタンドではなく、いくつかのライトが埋まっていて、光を放っている。あえてマイクを置いていないせいか、櫻井の歌声はまるで天から降り注いでいるように感じられた。絶望の中の一筋の光のような、きらめきのロックチューンは、“今夜 お前に届けよう 宝物だ 約束だ”と歌う。
それはまさにこのステージのこと。手のひらに“希望”を握らせてくれたような気がした。

泣き顔でもいいから顔を上げてと言わんばかりに、「独壇場Beauty-R.I.P.-」

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