2022年5月11日 18:19
ヴィム・ヴェンダース監督“東京のトイレ”を舞台にした新作製作! 主演は役所広司
オファーを快諾したもう1つの理由は、役所の存在だといい「ご出演した『Shall We ダンス?』『バベル』など10数本観ていますが、どんな役柄を演じても、そこに必ず役所さんご本人がいらっしゃる。今回ご一緒するのは、なぜ自分がそこまで惹かれるのか理由を知るためでもあるんです」と早くも期待感。「私は好きじゃない俳優とは仕事しませんし」と語ると、役所は「この作品で嫌われないように頑張りたい」と背筋を伸ばした。
その役所は「ヴェンダース監督の作品ですからね。断る俳優はいないんじゃないかと思う」と興奮しきり。「俳優になって40年、頑張ってこの業界にしがみついてきて良かった(笑)。すばらしいご褒美をいただいた気がします」と喜びを明かし、「世界中の皆さんに、日本や日本人というものを理解してもらえる物語になれば。とても美しい物語になる予感がしました」と意気込んだ。
ヴェンダース監督とは、役柄についても言葉を交わしたそうで「きっと主人公は単に仕事で清掃しているだけではないと思う。撮影しながら、作品を仕上げていく感覚でしょうし、日々いろんなことが起こると思うので、何とかついていきたい」と抱負を語った。現在はヴェンダース監督による都内のロケハンとともに、シナリオの構想が練られている段階だといい、公開時期やフォーマット、タイトルなどは未定となっている。
取材・文・写真=内田涼
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