ロバート・ダウニーJr.製作で人気法廷ドラマがよみがえる HBO『ペリー・メイスン』予告公開
『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』をはじめ、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』や『 ゲーム・オブ・スローンズ』など、HBOを代表する大ヒット作を手がけてきたクリエイターが集結。この度公開された予告映像では、ノワール調のスタイリッシュな演出とともに、当時のロサンゼルスの街並みがリアルに再現されていることが分かる。
今回のペリー・メイスンは、かつて名優レイモンド・バーが演じた敏腕弁護士像とは違い、私立探偵としてその日の生計を立てるだけで精一杯というギリギリの生活をしているバツイチの男。リスキーな調査もすれば、検死官に金を握らせて情報を得たりとダーティーな仕事もする。ヨーロッパ戦線への従軍経験からのトラウマや、離婚で離れ離れになった息子との関係などオリジナルでは描かれなかったメイスンの人となりや弁護士になった経緯など、彼の起源が、クライム・ノワールの雰囲気たっぷりに描かれる。また、事務所の女性秘書デラは、キャリア志向で最後まで被告人を守ろうとする強い女性像に一新され、オリジナルでペリーの片腕として活躍した白人私立探偵ポール・ドレイクは、本作では白人刑事に虐げられる黒人警官として登場するなど、物語によりリアリティや多様性を盛り込みたいというチーム・ダウニーの強い意向が感じられる。