シド『ほうき星』インタビューPart1「ファンは自分をゆるしてくれる存在」
というところとかは、こういう気持ちにもしファンがなっていたらちょっとせつないなあとか、そういう気持ちも込めました。
ファンは自分をゆるしてくれる、成長させてくれる存在
――大きなバンドに成長しても、シドはファンとの距離感がずっと近くて、それが魅力だとも思います。ファンとの距離をずっと近く保っていられるのってどうしてだと思いますか?
マオ個人的には性格がマメだったからかな(笑) それが別に苦ではないんです。最近はツイッターで広く拾うこともあれば、コミュニティの中でせまく閉ざして拾うこともありますし、もっと閉ざしたところで1対1のメッセージを送る場所を作ったりとかも始めています。いろんな入り口を作ってあげることでファンのみんなが本心を言えるような環境を徐々に作り始めています。もっともっとそこは追及していきたいし、こうやってメッセージをいただいたことによって歌詞が生まれたりもするので、お互いの関係性はこれからもつなげていきたいなと思っています。
――この17年の中で、印象に残っているファンとのエピソードをぜひ教えていただきたいです。
マオ直接、対面で1対1で話すというのをファン旅行でやったんですけど、1分とか2分とかすごく短い時間ではあったんですけど、ひとりひとり話を聞いていくことによって、見えてくるものがたくさんあって、そこで考え方もまた変わりましたね。