くらし情報『阿部サダヲ・上戸彩・玉森裕太が築いた唯一の関係「玉ちゃんはいじられ役でした」』

2023年2月13日 12:00

阿部サダヲ・上戸彩・玉森裕太が築いた唯一の関係「玉ちゃんはいじられ役でした」

映画『シャイロックの子供たち』より (C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会

(C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会



和気あいあい、とはこのことを言うのだろうか。撮影から2年ほど経っているにも関わらず、阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太の三人は、顔を合わせた瞬間から話が止まらない。

初々しい新人を可愛がる(いじる?)先輩と上司、といった趣は、作中での役柄とリンクして見える。映画『シャイロックの子供たち』で初共演した彼らは、この作品を通して、唯一無二の関係性を築いたようだ。

主人公・西木は「思ってた以上に出ていてびっくり」?

阿部サダヲ・上戸彩・玉森裕太が築いた唯一の関係「玉ちゃんはいじられ役でした」

(C)2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
劇場ポスターにサインを書くため、一人はやめに入室した阿部サダヲ(以下、阿部)。「あれ、僕ひとり(でインタビュー)ですか?」と戸惑いつつ、上戸彩(以下、上戸)、玉森裕太(以下、玉森)を待つ。デスクに置いてあった原作小説「シャイロックの子供たち」を手にしながら、「まさか、僕の演じた西木がこんなに出ていたとは……」と漏らす。

「原作では、あんまり出ていないキャラなんです。池井戸先生に話を聞いたら、途中で失踪して、しかも死んでしまっているかもしれない役。だから、いざ試写を見て『西木がこんなに出てるなんて!』って、びっくりしちゃって。

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