2022年1月21日 12:00
浦井健治×真彩希帆×熊谷彩春が語る、2年振りの再演となるミュージカル『笑う男』
撮影:川野結李歌
2018年に韓国で世界初演され、19年4月に日生劇場にて日本初演を飾ったミュージカル『笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-』が、装いも新たに帝国劇場で再演される。
見せ物として口を裂かれ、醜悪な笑みを貼り付けられた主人公のグウィンプレン役は、初演から引き続き浦井健治が演じ、盲目のデア役は、真彩希帆と熊谷彩春がWキャストで挑む。この度、取材会が行われ、浦井、真彩、熊谷の3人に作品の魅力を語ってもらった。
温かい雰囲気のカンパニーで、出演者一人ひとりを起点に作品を作っていく
ーー全体での本読みで始まったということですが、今の時点で2022年版の『笑う男』はどうなりそうですか。手応えなどを教えてください。
浦井健治(以下、浦井)初演でお客様にたくさん愛された作品が、帝国劇場バージョンとして花開くということで、みんな気合いを入れて挑んでいます。山口祐一郎さんや石川禅さんといった初演からご一緒させていただいている諸先輩方が本当に気を配ってくださって、みんなが過ごしやすい環境です。大船に乗った気持ちで、一人ひとりが役と作品に集中できているかなと思います。
今回新しく参加される大塚千弘さん、吉野圭吾さんも実力派ですし、本読みの時点で素晴らしいトライをしています。