くらし情報『地震と疫病に見舞われた現代と合致!木ノ下歌舞伎『三人吉三』は現代人へのエール』

地震と疫病に見舞われた現代と合致!木ノ下歌舞伎『三人吉三』は現代人へのエール

現代版の作品として、いまを生きる私たちに楽しんでもらえる作品になるといいなと思います。不幸が渦巻いていて、どうしてこんなにかわいそうなのか? どうしてこんな酷いことができるのか? という人たちが出てきますが、江戸の人たちに倣って、楽しめる方向に引っ張っていきたいです」と思いを語っていた。

木ノ下は緒川の言葉を受け「こんな暗い芝居を正月に当て込んだ木阿弥やっぱりヤバいなと思いました(笑)。でもその背後には『みなさん、よくぞ生き延びました。こういう世界だけど頑張っていきましょう。死んだ人がかわいそうだと思うかもしれませんが、私たちも頑張ってますよね』というエール、メッセージが強くあると思います。そのあたりを引き出せる『三人吉三』にしていきたいです」と“生”への希求を力強く描き出す作品にしたいと語った。

地震と疫病に見舞われた現代と合致!木ノ下歌舞伎『三人吉三』は現代人へのエール


『三人吉三廓初買』は東京芸術祭 2024 芸劇オータムセレクションとして東京芸術劇場プレイハウスにて9月15日(日)より上演。


7月19日(金)まで、『三人吉三廓初買』東京公演のチケット先行発売中!この機会にぜひ!

▼詳細は下記よりご確認ください。
https://lp.p.pia.jp/article/news/376443/index.html?detail=true

<公演情報>
東京芸術祭 2024 芸劇オータムセレクション
東京芸術劇場 Presents 木ノ下歌舞伎『三人吉三廓初買』

作:河竹黙阿弥
監修・補綴:木ノ下裕一
演出:杉原邦生[KUNIO]

【主な配役】
和尚吉三:田中俊介
お坊吉三:須賀健太
お嬢吉三:矢部昌暉

丁子屋花魁 一重:藤野涼子
木屋手代 十三郎:小日向星一
伝吉娘 おとせ:深沢萌華

八百屋久兵衛:武谷公雄
丁子屋花魁 吉野:高山のえみ
おしづ弟 与吉:山口航太
文蔵倅 鉄之助:武居卓
釜屋武兵衛:田中佑弥
丁子屋新造 花琴:緑川史絵

土左衛門伝吉:川平慈英

文里女房 おしづ:緒川たまき
木屋文蔵[文里]:眞島秀和

スウィング:佐藤俊彦藤松祥子

【東京公演】
日程:2024年9月15日(日)

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