2021年5月26日 07:00
美 少年・浮所飛貴、初主演映画『胸が鳴るのは君のせい』で「本当に失恋したような気持ちになった」
浮所本当にたくさん刺激をもらいました。これまでは、同じ事務所の人としかお芝居をしてこなかったので、どこか“ホーム”のような雰囲気があったんです。でも、いざひとりで他の事務所の方とお芝居をするとなったときに、共演する方々が、今までになく熱い方たちばかりだったんですよ。もちろん、同じ事務所のメンバーたちも熱はありますが、また雰囲気が違ったんです。良い意味で、お互いのライバル意識もすごく感じますし、何より、役と本人のハマり方が尋常ではなかったんです。
――なりきっているというか、その役そのものでそこに存在しているのを感じたんですね。
浮所そうですね。実は僕、まだ他のキャストが決まっていない頃に原作を読んでいて、“高岡役を誰がやるんだろう”と思ったときに、時英を思い浮かべていたんです。
そうしたら本当に時英の配役が決まってビックリして!
でも、“キャスティングってそういうことなんだな”とも思ったんです。僕も、この役には浮所がいいと思ってもらえるような人でありたいですし、こんなにも素晴らしい同世代の俳優さんたちと、しっかりライバルとして意識されるようにやっていきたいと思いました。
共演者のみんなとお芝居の話をして「負けていられないな」