もさを。に聞く、表現のこだわりと音楽で伝えたいもの【次世代シンガー・リレーインタビュー Vol.2】
TikTokでカップルが撮影したショート動画にも使用され、同曲は大きな広がりを見せた。自身ではこの反響をどのように受け止めているのか。
「友達が投稿していたのを見て、自分も投稿したいと思うようになってTikTokを始めてすぐに『ぎゅっと。』のサビだけの動画を投稿したんですけど、ここまで反響があるとは思ってなかったので、正直ビックリしています。そこからチャートでも1位になって『a-nation online 2020』(エイベックスが主催する国内最大級のオンラインフェス)にも呼んでいただいたんですけど、まだ実感が無くて。慣れないですね。とにかく緊張しました。でも、カップル動画や歌詞動画などに使われて僕の作る曲が広まっていったことも、僕のオリジナルが周りの評価を得たことも、ただただ嬉しいです」
ぎゅっと。
/ もさを。【Music Video】
注目されたのは共感できる女性目線の歌詞
投稿頻度は週に2〜3回程で、どのように投稿するかなどは事前に考えずに思うがまま投稿を続けているという。そんな彼がここまで注目されるようになった秘訣は、どうやら歌詞にありそうだ。ネット発から生まれるシンガーの傾向として、ヨルシカをはじめ近年、顔出ししないアーティストは多い。