くらし情報『中村勘九郎と中村七之助「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」に意気込み、13年ぶり「三島村歌舞伎」も開催決定』

2023年11月29日 07:00

中村勘九郎と中村七之助「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」に意気込み、13年ぶり「三島村歌舞伎」も開催決定

「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」取材会より、中村勘九郎(右)、中村七之助(左)


2024(令和6)年2月東京・歌舞伎座、3月名古屋平成中村座で上演される「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」の合同取材会が11月28日、都内で行われ、中村勘九郎、中村七之助が出席した。時代物から世話物、新歌舞伎に新作歌舞伎、舞踊に至るまで、幅広い分野で当り役を持ち、人々を魅了し続けた十八世中村勘三郎。その十三回忌追善では、勘三郎の長男・勘九郎、次男・七之助をはじめ、由縁の出演者と演目が揃い、名優を偲ぶ。


中村勘九郎と中村七之助「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」に意気込み、13年ぶり「三島村歌舞伎」も開催決定

1987(昭和62)年1月歌舞伎座『猿若江戸の初櫓』猿若=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹
中村勘九郎と中村七之助「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」に意気込み、13年ぶり「三島村歌舞伎」も開催決定

1992(平成4)年10月南座『青砥稿花紅彩画 白浪五人男』弁天小僧菊之助=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹
2月歌舞伎座では、寛政元(1624)年に初代猿若(中村)勘三郎が、後の中村座である猿若座の櫓をあげ、江戸で初めて歌舞伎興行を創始したことを記念して始まった「猿若祭」を開催。続く3月名古屋平成中村座では、初代勘三郎生誕の地とされる愛知県名古屋市中村区で、十八代目中村勘三郎襲名披露として、平成18(2006)年以来となる同朋高校体育館での公演が実現する。

勘九郎は歳月の流れに思いをはせながら、「祖父が父に『追善興行ができるような役者になっておくれ』と言っていた通り、追善興行ができるのは本当にうれしい」

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