くらし情報『「わからないこと」や「違うこと」を怖がらず興味を持ってもらいたい― 串田和美×小日向文世、名作『スカパン』に寄せる想い』

2022年9月5日 12:00

「わからないこと」や「違うこと」を怖がらず興味を持ってもらいたい― 串田和美×小日向文世、名作『スカパン』に寄せる想い

左から)串田和美、小日向文世 撮影:源賀津己

撮影:源賀津己



串田和美が主宰する劇団「オンシアター自由劇場」で1994年に初演され、その後、串田のライフワークとして上演を重ねている『スカパン』。串田の80歳の節目に上演される今回、自由劇場時代からの盟友である小日向文世の出演が決定した。さらに共演者には、同じく盟友の大森博史や、ふたりの息子・串田十二夜と小日向星一といった顔ぶれも。そこで串田と小日向に、昔話にも花を咲かせつつ、今回の上演に寄せる想いを語り合ってもらった。

自分じゃないなにかに、催促されるような感覚

――上演回数も多い串田さんの代表作『スカパン』ですが、このタイミングでの上演を決めた理由は?

串田まつもと市民芸術館の杮落とし公演や10周年記念プログラムなど、これまで節目、節目で上演してきました。そういう意味では今年度末にまつもとの総監督を退任することがひとつと、あとは80歳になったことがひとつ。そこに初演時に一緒やった、コヒ(=小日向)と大森(博史)とも久しぶりに出来たらいいな、というアイデアがフッと浮かんだんです。


「わからないこと」や「違うこと」を怖がらず興味を持ってもらいたい― 串田和美×小日向文世、名作『スカパン』に寄せる想い


――串田さんの中で、『スカパン』の再演を重ねる理由はどんなところにあるのでしょうか?

串田若いころは次々と新しいもの、今までにやったことのないものを探すのが楽しかったんです。

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