愛知県芸術劇場×Dance Base Yokohamaがショーケースを実施、岡田利規×酒井はなの新作ほか4作品を世界初演
として、ロマンティックバレエの傑作『ジゼル』を紹介する『ジゼルのあらすじ』と、ウィリアム・フォーサイスと約10年にわたり活動した島地保武が、DaBYレジデンスダンサーたちへフォーサイスとの創作体験や手法を共有しながら創作した、踊る喜びがあふれる『Dance for Pleasure』の2作品。
島地保武『Dance for Pleasure』(C)Joseph Marcinsky
Bプログラムでは、1980年代後半に生まれた同世代4名の振付家・ダンサーが、2組のデュオを発表。音楽やファッション、デザインや現代アート等の多様な領域を軽やかに行き交う小暮香帆とハラサオリは、歌舞伎における異性装や幽霊といった性表現の再解釈を行う『ポスト・ゴースト』を、鈴木竜と岡本優は、鈴木が幼少期から親しんできた「けん玉」の身体性を解体し、舞踊として新たに再構築する異色作『TAMA』を上演する。
小暮香帆×ハラサオリ『ポスト・ゴースト』(C)Yulia Skogoreva
鈴木竜『never thought it would』(C)Naoshi HATORI
また神奈川公演では、Aプログラムにて小暮香帆×ハラサオリ『ポスト・ゴースト』、島地保武『Dance for Pleasure』を上演、Bプログラムは岡田利規×酒井はな『ジゼルのあらすじ』と、2023年の『目覚めの前のエクリチュール』で初演された、柿崎麻莉子×堀田千晶『Can’t-Sleeper』、島地保武×環ROY『あいのて』からなるトリプルビルが予定されている。