くらし情報『制作者 /教師という両側面からアルバースに迫る、日本初の回顧展『ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室』7月29日より開催』

2023年7月24日 11:30

制作者 /教師という両側面からアルバースに迫る、日本初の回顧展『ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室』7月29日より開催

ジョセフ&アニ・アルバース財団の全面的な協力を得て実現する同展は、初期のバウハウス時代の作品から、静謐な美しさをもつ〈正方形讃歌〉シリーズ、さらに過去に制作した作品を元に発表した、集大成とも言える版画集〈フォーミュレーション:アーティキュレーション〉まで、本邦初公開作も含む多様な作品や関連資料など、約100点を展観する。
同展のもうひとつの魅力は、教師としてのアルバースにも光を当てること。授業の目的は「目を開くこと」だと述べていた彼は、ただ知識を教えるのではなく、学生に課題を与え、手を動かして考えることを促した。色彩や素材のもつ新しい可能性を、学生自らに発見させる意図があったのだという。
その実験的な授業をとらえた写真や映像、さらに学生による作品を紹介するとともに、アルバースの出した課題に来場者が挑戦できるワークショップ・スペースを会場内に設置する。芸術家と教師という両側面からアルバースの全貌に迫る、意義深い展覧会だ。

<開催情報>
『ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室』」
会期:2023年7月29日(土)〜11月5日(日)※会期中展示替えあり
会場:DIC川村記念美術館
時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)

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