2024年1月16日 19:00
SANABAGUN.、初の日比谷野音で10周年ツアーを閉幕 彼らの軌跡を辿る【ライブレポート】
ここに立つまでは、地味な部分や苦しい部分──1音1音考えたり、いろんな話し合いをしてリリックを書いたり、自分らで言うのもおかしいけど、楽じゃないことが8割くらいなんですよ。でも、こうしてたくさんの人の前でライブできることを楽しみにがんばってます。いつも報われるのは本当にみなさんのおかげです。そして、関係者のみなさんや今日のライブを作るためにいろんなスタッフさんが関わってます。それを全部取り仕切ってくれたVINTAGE ROCK、本当にありがとうございます。あと、4年前はちょいちょいライブに来てたけど、全然見なくなったやつら。実家に帰ったり、結婚したり、子どもできたり。いろんな環境の変化があったと思う。
そういうやつらがまたSANABAGUN.のライブに来られるようにこういう場所を作ったし、11年目もいつでも帰ってこられるように、俺ら続けるので。いつでも来ていいから、俺らのライブは。待ってるんで、俺らはずっと。曲書いて、ステージング考えて、楽しんでもらえるように待ってます。また会いましょう。必ず」
アンコールの大ラス、「FLASH」を鳴らす前に、不敵なフロウに乗せるように高岩はこう口火を切った。