2022年5月6日 18:40
湯浅政明監督、「犬王」の魅力語る! 「理想的な人物」
映画『犬王』開幕直前!先行上映会舞台挨拶が5月6日、新宿バルト9にて行われ、主人公・犬王の声を務めたバンド「女王蜂」のヴォーカル・アヴちゃん、犬王の相棒となる琵琶法師・友魚(ともな)役の森山未來、そして湯浅政明監督が登壇した。
映画『夜は短し歩けよ乙女』などの湯浅監督が、室町時代に実在した能楽師「犬王」をポップスターとして描いた本作。脚本には、ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」などを手掛けた野木亜紀子、キャラクターデザインを漫画家の松本大洋が務める。
第78回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門出品をはじめ、世界各国の国際映画祭にて注目を集めている本作。湯浅監督は犬王の魅力について「かなりの逆境にありながら、全く動じないようなまっすぐな気持ちで、自分のやりたいことを貫きつつも、友のためにはすんなりと諦めることができるところ」と述べると「理想的な人物。こういうキャラクターに出会えて良かったと思います」と笑顔を見せる。
主演に大抜擢されたアヴちゃんは「最初は声優としてのキャリアがほとんどないなか、かなりビビっていたのですが、未來氏が相手をやってくれると聞いて大丈夫かなと思ったんです」