2022年5月6日 18:40
湯浅政明監督、「犬王」の魅力語る! 「理想的な人物」
と明かすと「エンドクレジットの最初に自分の名前が出てきたときは泣いちゃいました」としみじみ語っていた。
アヴちゃんから絶大なる信頼を受けて臨んだ森山は「10年以上前からプライベートでも親交があって、いつか一緒にやれればいいなと思っていたんです」と森山自身もアヴちゃんとの共演を望んでいたことを明かすと「能は世界最古のミュージカルと言われていますが、この作品は一番大切な言葉や思いが、音楽と踊りのなかにぶつけられているんです。お話しも大事ですが、色彩や音楽、ムーブメントすべてが波動のように押し寄せてきます」と唯一無二の作品であることを強調する。
ボイスキャストのほかにも、そうそうたるクリエイターたちが集結した本作。湯浅監督は音楽を担当した大友良英に「とても大変な苦労を掛けてしまったと思います」と苦笑いを浮かべると、キャラクターデザインを担当した松本には「松本さんの絵はリアルでありながら、ユーモアがある。感覚的に伝わりやすい絵を描いてくださいました」と感謝を述べていた。
最後に湯浅監督は「室町時代に生きたエネルギッシュな若者の姿を観ていただけると嬉しいなと思います」と語ると「それを演じた現代に生きる表現者たちの力も楽しんで」