『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGEシリーズ第4弾開幕 ニーコ、山田ジェームス武ら主要キャストのコメント公開
そして、第二幕は「跳ね馬 爆走!(スタンピード)」では、キャバッローネファミリー10代目ボス・ディーノ(山田ジェームス武)が、かつてリボーンの元で修業を積んでいた頃を描く。ボス体質のディーノは修業中の沢田綱吉=ツナの兄貴分であり、「ボンゴレリング争奪戦」では雲雀恭弥を家庭教師として鍛えた実績を持つが、この時期のディーノはまだ才能が開花される前だ。羊の扮装でオオカミに襲われたり、学校に馴染めずに逃げ出したりと“へなちょこ”な一面を披露している。
今回はディーノとリボーンのコメディタッチなやり取りも多く、リボーンのコスプレ姿やS・スクアーロ(高崎俊吾)の登場シーンも見所。未熟なディーノを思いやるキャバッローネ9代目(加藤靖久)や部下のロマーリオ(新田健太)や故郷の人々などの温かい眼差しにも注目してほしい。そして、その割って入ってくるのが新興勢力のイレゴラーレ・ファミリーだ。ボス・ティグレ(汐崎アイル)とロマーリオ、そしてリボーンとキャバッローネ9代目の過去を感じさせるやり取りは、映画の一コマのような渋みがある。後半、抗争によって大きな犠牲を払い、ついに才能を開花させてティグレに立ち向かうディーノ。