2023年3月28日 18:15
GRANRODEOがアニメタイアップ全32曲を解き放つ 6年ぶり武道館ワンマンオフィシャルレポート
で客席は黄色く染まり、疾走する「tRANCE」ではKISHOWがヘッドバンギング。「HEAVEN」を終えると、SHiNのドラム台の前に瀧田、KISHOW、e-ZUKAが集まってイントロを奏でてパッと散るGRANRODEO初期のライブではお約束の「デタラメな残像」の演出も飛び出し、「ROSE HIP-BULLET」でさらに大きな歓声が巻き起こる。
少しも休むことなくステージを駆け回るメンバーから熱を受け取り、オープニングから全力で暴れ続けるオーディエンスを指さして、息を切らしながら「なかなか楽しそうじゃねーか、思ったよりいいね~」と吹き出る汗をぬぐったタオルを回して笑うKISHOW。改めて今日のセットリストのコンセプトを紹介し、e-ZUKAはギャグを交えたフリーダムなトークで笑いを誘う。サポートメンバーの瀧田、SHiNと二人の息の合った掛け合いが、ほんの少しのぼせた頭をクールダウンしてくれる。
だが、そんな時間も束の間だ。KISHOWが「ここからは、GRANRODEOを押し上げてくれた作品群をやっていきたいんですが、その前にもうすぐ出る新曲を。今日“ヤツ”(小野賢章)はおりませんが、歌ってみたいと思います」