2022年8月2日 12:00
180点の原画や宝塚歌劇版舞台の再現展示も『誕生50周年記念 ベルサイユのばら展ーベルばらは永遠にー』六本木・東京シティビューにて開催
作品の主要登場人物などを紹介する序章「『ベルサイユのばら』誕生」を経て、第1章『ベルサイユのばら』では、カラーイラストや当時としては珍しい2色、4色の貴重な原画など、連載当時の原画約180点を物語に沿って展示。また、本編では描かれなかった秘話や真実を明らかにし、40年ぶりの新刊として話題となった『ベルサイユのばら エピソード編』の原画も公開する。
『ベルサイユのばら』完全版4巻より
オスカルのドレス展示イメージ
さらには、文化服装学院オートクチュール科の学生たちが制作した、オスカルが生涯でただ一度だけ身にまとったドレスの展示も。光沢を放つ絹地に数千個のビーズがあしらわれた豪華なドレスで、普段は男装のオスカルが美しいドレスを纏ってフェルゼンと踊った、あの名場面が目の前に蘇る。
宝塚歌劇版「ベルサイユのばら-オスカル編-」 2014年宙組公演©宝塚歌劇団
続く第2章は「宝塚歌劇『ベルサイユのばら』」。宝塚歌劇版「ベルサイユのばら」は、1974年8月に宝塚大劇場(兵庫県)で初上演された後、11月には東京公演が始まり空前の「ベルばら」ブームを巻き起こした。ここでは、宝塚歌劇を代表する作品となった宝塚版「ベルばら」