くらし情報『オーストラリアを代表するアーティスト・ディーン・ボーエン、日本の美術館での初個展7月8日より開催』

2023年7月3日 11:30

オーストラリアを代表するアーティスト・ディーン・ボーエン、日本の美術館での初個展7月8日より開催

《ハイウェイ・バード(大)》 Highway Bird (Large)1995年エッチング、アクアティント、ドライポイント、紙ギャルリー宮脇蔵 Collection Galerie Miyawaki, Kyoto


1957年にオーストラリアで生まれ、現在はメルボルンを活動の拠点として、想像力豊かなユーモアあふれる作品で人気を博しているディーン・ボーエン。オーストラリアを代表するこの現代アーティストを日本の美術館で初めて紹介する大規模な個展が、7月8日(土)から8月27日(日)まで、高崎市の群馬県立近代美術館で開催される。
ロイヤルメルボルン工科大学で版画を学び、のちにヨーロッパの版画工房で研鑽を積んだボーエンは、1994年にオーストラリアで最高位ともいわれるフリマントル版画賞グランプリを受賞するなど、版画家としてキャリアを始めた。だが、版画や絵画のみならず、彫刻や、廃材などを寄せ集めてつくるアサンブラージュといった立体作品にも表現の可能性を見いだし、現在は幅広い表現方法を駆使するアーティストとして高い評価を受けている。
ボーエンが作品にする主要なモチーフは、オーストラリアの風土と自然だという。幼少時から身のまわりに生息する生き物や、オーストラリアに固有の動物たちに親しみをおぼえていた彼の作品には、ワライカワセミやコアラ、ハリモグラ、ウォンバットなどが登場することが多く、またその豊かな想像力が生み出した架空の鳥や昆虫なども見ることができる。

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