2024年2月26日 12:00
“魔法”の要らないふたりー大貫勇輔と宮尾俊太郎が語る、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』共演の喜びと見どころ
お互い忙しくて会えない時期もありましたけど、連絡はずっと取り続けていて、お互いの誕生日には毎年プレゼントを送り合ってます。……あ! 去年のプレゼント、まだ俺もらってないな。
宮尾眼鏡でしょ? どれがいいのか選んでくれないと。
大貫うん、選ぶわ。宮尾さんも何がいいか、また言ってね?
宮尾でも俺、欲しい物がもうないんだよね。
大貫じゃあ……愛?
宮尾うん、そういう無形のものでお願いします(笑)。
大貫はい(笑)。宮尾さんは僕にとって、尊敬できて、他愛もない話もできて、カッコつけることなく正直に何でも話せる相手。
ライバルでもあるのに良いこと教え過ぎちゃったな、と思うこともありますけど(笑)、それも結果的にはお互いが高め合うことにつながっていくんです。
宮尾それだね。前提にリスペクトがあるから、学び合えるのだと思います。
――そんなおふたりが、本作で再び共演することになった時のお気持ちは?
大貫僕がハリーを演じることになってから、色んな人から「宮尾さんのドラコとの共演はないの?」と言われていましたし、僕自身、親友でライバルでもある僕らの関係はハリーとドラコに重なる部分があると思っていたので、本当に嬉しかったです。