JUJU、1年越しアリーナツアー全国9都市11公演完走「聴いてくださる方がいるって、こんなにも幸せなこと」

2004年にデビューしたときのJUJUからしたら、まさか2回目のベストアルバムが出せる日が来るとは思っていませんでした。デビューが決まったころの私は、歌を歌うのは好きだけど、人前に出るのは嫌いで、「私のことなんて」って思っていたから、最初2枚のシングルを出しても誰にも届きませんでした。それから2年間どれが正解かわからないまま制作をつづけ、最後のシングルになるかもしれない中でリリースしたのが「奇跡を望むなら...」という曲でした。この曲をリリースして初めて聴いてくださる方がいるって、こんなにも幸せなことなんだなってことを知りました。奇跡って普段あまり馴染みのないあまりにも大きな言葉だけれど、もしもあのとき奇跡を望んでいなかったら、今日みなさんとお会いすることもなかったし、いままでいろんな物語を紡がせていただくこともなかったと思うと、あのとき本当に奇跡を望んでよかったなって思います。今日こうして来てくださった皆さんに、感謝の気持ちを、そして私からの愛をこめて、この曲を歌わせていただきたいと思います。みなさん、JUJUをここまで連れてきてくださって、今日まで本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします。」