ØMIこと登坂広臣、2年ぶりのアリーナツアー閉幕「大切なことを気付かせてくれたツアーでした」
シリーズのMVでおなじみのアルテミス像が印象的に登場。思わず観客も立ち上がる。ØMIは黒のセットアップをまとってシックな雰囲気を漂わせながら「Can You See The Light」「Nobody Knows」を続けて響かせた。
高音のヘッドボイスが冴えた「NAKED LOVE」エンディングから、ピアノのさみしげなイントロにØMIの歌が乗って始まる「OVERDOSE」はドラマティック。そしてラテン調の「BLUE SAPPHIRE」と多彩な音楽性で魅せていく。ディスプレイにはØMIの顔に滴る幾筋もの汗が映る。
バックダンサーなしでパフォーマンスされた「Give up」は、海に潜ったような映像とリリックが泡になって消えていく演出が神秘的。ØMIの最後の歌も海に溶けていくと、再びダンサーを従え「Colorblind」へ。
月が映る演出をバックに群舞を見せてから、アウトロで全員が退場した。映像がインタールード的に挟まれ、そのなかでØMIが突然現れた謎の存在を撃ち抜くと「Chapter2 SHINE」の文字。ここから後半戦となる。本日のサポートバンドはHIDEKI ANDO(Key)、Lorenzo Braceful(Ds)