ディズニープラス『七夕の国』は、主人公を取り巻く個性的なキャラにも注目
自分と江美をなるべくリンクさせながら演じていきました」と、江美というキャラクターと一心同体で撮影に臨んだと明かした。
最後は、金田哲演じる八木原昭。高志とともに金儲けを企みナン丸の能力を利用し、「新技能啓発セミナー」という怪しいセミナーを開催している八木原について金田は、「呼吸をする様に嘘をつき、平気で人を騙し、飄々とした態度で人から奪う。そんな最低な男」と理解し、演技に臨んだそう。また、「能力は持たないが、人を信じさせる能力に⻑けてる。もしダークサイドに堕ちなければ社会貢献につながるカリスマ的存在になれたのかも……」と、演じた本人ならではの解釈で、八木原の別の可能性についても想像を繰り広げたという。
多くの個性的なキャラクターの中でもひときわ異彩を放つ八木原を演じるにあたり、「うさんくさい役ですがいつも通りですよ(笑)。自分たちのコントに出てくるキャラクターで、大学の卒業式で生徒の前でスピーチする浅くて全く核心をつかない謎の経営者という役柄があるのですが、それを引用しました」と話すように、お笑いコンビ・はんにゃとしての活動が本作の役作りに発揮されたという。
それぞれ立場が違うキャラクターながら、作品の魅力を際立たせている3人。