カジヒデキ ネオアコ&ギターポップ魂に回帰のアルバムをLPで発売 ジャケットは江口寿史
ただコロナ禍が一向に収束しない中で、自分自身を見つめる機会が増えた事、そして僕のルーツである80~90年代のUKインディー・シーンをテーマにした2本のドキュメンタリー映画(※注1)を見て大きな感銘を受け、良いメロディと美しいギターのアルペジオやフレーズに溢れたあの頃の音楽を再び鳴らしてみたいと思った事が、ネオ・アコースティック(以下ネオアコ)に向かわせた大きな理由と言っていいでしょう。
そのネオアコやギターポップと言われる音楽の重要な要素は、なんと言ってもギター!<優れたセンスとテクニックを持つギタリストとチャーミングなヴォーカリストが居て成り立つジャンル>と僕は思っているのですが、今作に収録した12曲の楽曲に対し7名のギタリストに参加してもらい、それぞれのカラフルなスタイルで、ネオアコの持ち味であるジャンルを超えた自由な発想で、個性豊かに表現してもらいました。 このアルバムの参加ギタリストは、中森泰弘 (ヒックスヴィル)、深沼元昭 (PLAGUES, Uniolla)、永井聖一 (QUBIT, TESTSET)、佐藤寛 (KONCOS)、牛尾健太 (おとぎ話)、オオニシレイジ (Nagakumo)