aiko『Love Like Rock vol.9』1年9カ月越しに終結 Zepp Tokyoラストライブとなった最終公演のレポート到着
続けて、歪んだギターのリフが耳に残る「より道」や「明日の歌」「プラマイ」を歌い、会場の熱気を上げていく。MCを挟んで披露された「ハニーメモリー」や幻想的な映像と照明で彩られた「You & Me both」によって雰囲気を作ると、最新曲の「列車」「食べた愛」などを熱唱していった。
ライブの本編の後半に差し掛かって披露された「何時何分」では、サビの《さようならさようならまた今度さようなら》《愛してる愛してるだからね好きだよ》という歌詞が、Zepp Tokyoへ向けた最後の“愛の言葉”のように感じた。
またaikoのライブではお馴染みの男子!女子!のコールアンドレスポンスが、コロナ禍のツアーで恒例となったジェスチャーで行われると、バンドメンバーを絡めた“コールアンドレスポンスコント”のようなものが繰り広げられていき、会場は笑いに包まれた。
ライブは後半戦、次の曲「beat」に突入した。するとまた会場は、一気にロックの雰囲気に立ち戻って熱気に包まれる。この日の「beat」は、曲中でバンドメンバーの紹介ソロが盛り込まれた特別バージョン。その後「未来を拾いに」「エナジー」を披露しエネルギッシュに本編の幕を閉じた。