くらし情報『新進気鋭の29作家を紹介『VOCA展2023 現代美術の展望−新しい平面の作家たち』3月16日より開催』

2023年2月17日 12:00

新進気鋭の29作家を紹介『VOCA展2023 現代美術の展望−新しい平面の作家たち』3月16日より開催

永沢碧衣《山衣(やまごろも)をほどく》


現代アートにおける平面の領域で、国際的にも通用する若手作家を輩出してきた『VOCA展』。3月16日(木)〜30日(木)の間、上野の森美術館にて『VOCA展2023 現代美術の展望−新しい平面の作家たち』が開催される。

日頃から多くの作家をリサーチしている全国の美術館学芸員、研究者、ジャーナリストなどが推薦委員となり、それぞれ40歳以下の作家1名(組)を推薦する。そのなかかから、美術館館長やキュレーターなどで構成された選考委員により、グランプリとなるVOCA賞などが選出される。1994年にスタートし、VOCA賞歴代受賞者には、福田美蘭、やなぎみわ、三瀬夏之介、三宅砂織、Nerhol、川内理香子らがいる。

今回は、新進気鋭の29人の作家のなかから、永沢碧衣(秋田県横手市在住)《山衣(やまごろも)をほどく》がVOCA賞を受賞した。マタギとして活動しながら作品を制作する彼女は、人と人ならざる者とのつながりを体得しながら、有害駆除で狩猟された熊の皮から膠をつくり、岩絵具やアクリルガッシュなどで、熊と山を描く。ほか、VOCA奨励賞には、エレナ・トゥタッチコワ(京都市在住)、七搦綾乃(広島市在住)

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