くらし情報『BLUE ENCOUNT、喜びも悲しみも優しく包んだ横浜アリーナ公演「これからも俺たちはあなたの味方」』

2021年4月29日 17:10

BLUE ENCOUNT、喜びも悲しみも優しく包んだ横浜アリーナ公演「これからも俺たちはあなたの味方」

そんな熊本出身のロックバンドとして人気を博す一方で、この日のライブで特筆すべきことは、新たなホームを生むような、これまでもこれからもひっくるめて未来へ向かう、彫りの深い情感溢れるステージとなったことだ。

BLUE ENCOUNT、喜びも悲しみも優しく包んだ横浜アリーナ公演「これからも俺たちはあなたの味方」


ライブ中盤のMCでも語られていたが、横浜アリーナ近郊にある「スタジオ02」は、彼らがインディーズ時代から利用していた場所であり、横浜は結成当初、辻村以外のメンバー3人がルームシェアしていたこともあるゆかりの地。当時の関係者がライブに駆けつけたこともそうだが、横浜は辻村の地元ということで、この横浜アリーナで成人を迎えた彼のエピソードも含みライブへの喜びもひとしおだった。

「ここにいる全員で、最高なハッピーエンドを」

BLUE ENCOUNT、喜びも悲しみも優しく包んだ横浜アリーナ公演「これからも俺たちはあなたの味方」

辻村勇太(B)
ブチ上げられた、辻村の“かかって来いやー!”と調子の良いかけ声を合図に奇怪なギターが響き、TVアニメ『銀魂』ポロリ篇のOPテーマ「VS」が演奏され、燃え上がる魂の叫びを序盤からヒートアップした会場に響かせ歌い終えると、田邊が口を開いた。

“みんな元気にしてたかい?はじめての会場でどうかと思ったけど、みんなのワクワクしている表情がよく見えます。今日はここにいるあなたの為だけに歌えたらいい。

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