2021年6月15日 21:00
ファンと7周年をお祝い! さくらしめじ 結成記念ライブ『しめたん』レポート「来年も再来年も一緒に」
なんとなく、ふたりとの思い出を実際にたどっているような気分になってしまうのはどうしてだろう。どこか切なげに歌い上げられる歌詞に聞き入ってしまう。
このまま、アコースティックでどのような曲を聴かせてくれるのかと思っていると、画面が切り替わる。衣装も場所も変わり、歌い始めたのは『ゆめがさめたら』。どうやらストーリートライブらしいが、ふたりのそばには「桜占地」と書かれた手作りの段ボールの看板が。先ほどまでとはふたりの雰囲気も全く違う。じっとカメラを見つめ、カメラの向こうのファンと堂々と目を合わせていた雅功が少し自信なさげだ。そんな雅功を温かく見守るようなメガネをかけた彪我。
しかし、その歌声はパワフルだ。
「寝てたでしょ。起きた?」
再び、画面が切り替わって、どこかのステージ上へ。ゲストに矢嶋由菜とイーチを迎え、AAAの『恋音と雨空』のカバーを歌い上げる。さくらしめじのときとは違う、男女ボーカル。さくらしめじの声が柔らかく響き、女性ボーカルと甘いハーモニーを奏でる。続いての『でぃいすとーしょん』では雅功の激しいギターサウンドと、彪我のパワフルな歌声を乗せ、クールなステージを見せたかと思えば、続いての『てぃーけーじー』ではまさかの歌のお兄さんが登場!雅功お兄さんと彪我お兄さんが子どもたちと一緒に歌い、踊り、ファンを喜ばせた。