2017年11月1日 15:00
秋の夜長の粋なイベント「博多ライトアップウォーク2017」
粋な光が歴史を纏うーー今年で12年目を迎える博多の秋の風物詩
長い歴史を語り継ぐ寺社が立ち並ぶ福岡・博多エリア。歴史的な景観をライトアップすることで、博多の街の魅力に親しみをもって触れてほしいという想いから、「博多ライトアップウォーク」として2006年にスタートしました。毎年様々なライティングテーマに沿って、お寺ごとに異なるメーカーの照明デザイナーが照明演出をするので、それぞれの会場で風情溢れる光の競演を楽しむことができるのがポイントです。
ライティングテーマは770年続く博多を代表するお祭り「博多祇園山笠」
今年は、ユネスコ無形文化遺産登録を記念して、博多を代表するお祭り「博多祇園山笠」をライティングテーマに、山笠から受ける「活気」や「賑わい」などのインスピレーションを光に変えて会場を演出します。
770年以上前から続く博多祇園山笠の起源に深い関わりがある「承天寺」には、全会場のなかで唯一、本物の「舁き山」が展示されているのも見所です。
総合監修をつとめる照明デザイナーの松下 美紀氏は、「昼間とは違うお寺の顔を、博多の夜風と光が織りなす陰影を感じながら楽しんでいただきたい。会場ごとに山笠を連想させる演出が施されているので、ぜひ楽しみながら探してみてください。」