ハサミとボンドがあればいい!流行の立役者に聞く、クラフトバンドの魅力【M’s Factory代表・松田裕美さん】
さらに小物入れとして二次利用もできます。
——形として残るのはいいですね。
松田さん:見るたびに「これは、去年あの人が私の誕生日に編んでくれたもの」と、ずっと思いが残るでしょう?クラフトバンドで作ったものは、紙なのですが、何年でも使えるのがすごく良いところなんです。
“手芸嫌い”の松田さんが協会を立ち上げるまで
——松田さんご自身は、もともと手を動かすというか、何か作ることがお好きでいらしたのですか?
松田さん:実は……私は“手芸”が大嫌いで(笑)。編み物も縫い物もできなかったんです。
——意外ですね!
松田さん:学生時代は家庭科の裁縫の授業が、もう本当に大変!針に糸を通して何か縫うとかボタン付けがとにかく嫌いで(笑)。子どもに持たせる学校の雑巾など、作るのに苦労しました。専業主婦になってからは、ビーズが流行ったら試して……とあれこれトライしてみたのですが、ダメですね。
——そんな松田さんがどうしてクラフトバンドに目覚めたのでしょう!?
松田さん:私、工作は得意だったんですよ。牛乳パックやダンボールで何かを作ったりする方が好きでした。“編み棒よりはノコギリ”というタイプですね。