ここ数年、すっかり定着しつつあるテレワーク。在宅勤務はもちろん、観光地やリゾート地で働きながら休暇を楽しむワーケーションなど、場所にとらわれない多様なワークスタイルが増えました。最近は、どこにいても仕事ができるので、せっかくなら都会から離れて自然豊かな場所に住みたい、もっと趣味を楽しめる場所で暮らしたいと、田舎への移住を検討される方も増えているようです。
登山が好きな方であれば緑に囲まれた山の近く、釣りやサーフィンが趣味であれば海の近くに生活の拠点を移すと、仕事と遊びにメリハリのある充実した毎日を過ごせます。お子さまがいる方なら、自然を身近に感じられる田舎でのびのびと子育てがしたい、と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、そうした田舎暮らしの魅力を理解していても、「週に1、2回は出勤するから移動が大変」「田舎暮らしになじめるだろうか」と、なかなか移住という選択には踏み切れないもの。そんな方におすすめしたいのが、田舎と都会のちょうど間に位置する「郊外暮らし」という選択です。
「ちょうどいい」をかなえる、郊外の生活
完全な田舎暮しとは異なり、ある程度、交通機関が充実している郊外は都市部へのアクセスも良好で、月に数回のオフィスへの出社にも無理がありません。